内臓脂肪測定について
2018年10月放送
高田厚生病院
放射線科 風間 顕成
おはようございます。
福島県厚生農業協同組合連合会高田厚生病院放射線科の風間顕成と申します。
本日は、内臓脂肪測定についてご紹介をさせて頂きます。

がん、循環器疾患、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患などの生活習慣病は、私たちの医療費の約3割、死亡者数の約6割を占めており、生活習慣病の予防は私たちの健康を守るために、大変重要となっています。

皆さん、体重やお腹まわりに気をつけていますか?

肥満は、高血圧・糖尿病・高コレステロール血症を引き起こし、結果として心筋梗塞や脳卒中の根本原因となります。

健康な状態から、徐々に生活習慣病に至る過程で見られる危険因子が肥満・高血圧・高血糖・高コレステロール血症の4つで、「死の四重奏」と呼ばれています。
心筋梗塞などの冠動脈疾患は、危険因子の数が増えると8倍起こりやすいことが報告されています。

肥満の中で、特に健康を害する危険な肥満は「腹部肥満」であり、その中でも腹腔内に脂肪が貯まる「内臓脂肪型肥満」が最も危険です。

内臓脂肪蓄積を原因として、肥満症・高血圧・糖尿病・高コレステロール血症などの病気が引き起こされた状態を「メタボリックシンドローム」と呼び、『メタボ』という言葉ですっかり私たちに浸透しています。

日本のメタボリックシンドロームの診断基準ですが、おへその高さの腹囲であるウエスト周りが、男性85cm・女性90cmを超え、さらに高血圧・高血糖・脂質代謝異常の3つのうち2つに当てはまるとメタボリックシンドロームと診断されます。

当院の内臓脂肪測定検査では、CT装置を用いて、撮影したおへそ断面のCT画像から内臓脂肪と皮下脂肪に相当するCT値面積および面積比、腹囲を算出します。

また、内臓脂肪と皮下脂肪に相当する領域を色分けして表示し、視覚的にわかりやすく伝えることが可能となります。

検査時間は10分位で、CT装置の寝台にあお向けに寝た状態で検査します。

内臓脂肪の測定は、肥満症の管理や治療だけにとどまらず、動脈硬化性疾患の予防や治療にも極めて重要です。

ご希望の方は、高田厚生病院内科外来にてご相談ください。



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