理念・ご挨拶

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理念

JA福島厚生連は、保健・医療・福祉事業を通して、農家組合員・地域住民の健康を守り、豊かな地域づくりに貢献いたします。

行動目標

JA福島厚生連役職員一人ひとりは、次のことを目標として掲げ、地域社会に根ざす組織として、社会的役割を誠実に実行いたします。

私たちは、

  • 地域のニーズを尊重し、親切で安全・良質な保健・医療・福祉サービスの提供につとめます。
  • 患者の人格と権利を尊重し、やさしさと思いやりを持って接するとともに、診療内容の説明を充分に行い、患者本位の医療につとめます。
  • 保健・医療・福祉事業を通して、常に人間性を磨くとともに、知識と技術の習得につとめます。

ご挨拶

JAの医療事業は、農業協同組合の前身である産業組合により農村地域の無医地区の解消と誰でも利用しやすい低廉な医療供給を目的として、大正8年に島根県鹿足郡青原村の生産組合が医療事業を兼営したのが始まりです。その後、医療利用組合連合会の設立によりこの運動は全国に広まり、戦時中、一時的に農業会に改組されましたが、昭和23年8月の農業協同組合法施行により厚生連がこれを継承し現在に至っております。

JA福島厚生連は、前身の農業会のもとで開設した白河、塙、高田の3病院を引き継ぎ、昭和23年8月に発足しました。その後、鹿島、坂下を開設し、昭和42年に6番目の病院となる双葉厚生病院を開設しました。しかし、双葉厚生病院は、平成23年3月11日に発生した東日本大震災・原発事故の影響により休業を余儀なくされ、現在も再開は困難な状況となっております。本会としては、双葉郡立診療所や県立ふたば医療センター附属病院へ医師派遣等を行っており、引き続き、福島県や双葉町、関係機関と連携しながら双葉地域の医療復興に向け支援・協力してまいります。

医療要員の確保困難、農村地域の高齢化・人口減少、さらに新型コロナウイルス感染症の影響による利用人員の減少など、今後も厳しい事業運営が予測されますが、本会の理念である「保健・医療・福祉事業を通して、農家組合員・地域住民の健康を守り、豊かな地域づくりに貢献する」ことを実践するため、地域の実情に応じた診療体制及び病院機能の再編・整備による地域医療の確保と健康管理活動、高齢者福祉・介護事業に取り組み、より効果的・効率的なサービスの提供に努め、事業活動を通じて「すべての人に健康と福祉を」を中心としたSDGsの達成に向け、公的医療機関として、安心して暮らせる豊かな地域社会づくりに貢献してまいります。

令和 4年 4月 1日

福島県厚生農業協同組合連合会
代表理事理事長 髙久 忠